【医学部受験専門個別指導塾 東京都世田谷渋谷予備校 医進塾プレメディスタ オンライン授業対応】 無料LINE相談
医学部受験において、「科目別優先順位」と「どこで差がつくか」は、合格可能性を左右する非常に重要なテーマです。
医学部の科目別優先順位
以下は、多くの医学部受験生・予備校が共通して「優先すべき順番」と考えている科目です。志望校・方式によって多少変わりますが、原則としてこの順序が合格に近づくコースです。
優先順位 | 科目 | なぜまずこの科目を重視するか |
---|---|---|
第1 | 数学 | 配点が高く、思考力・応用力が問われ、差がつきやすい科目。数学で高得点が取れると合計点で大きなアドバンテージ。ほとんどの塾・予備校でも数学を早めに固めることを勧めている。 |
第2 | 英語 | 共通テスト・二次試験の両方でほぼ必須であり、配点も大きい。特に読解速度・語彙・構文力・長文読解などで差がつきやすい。 |
第3 | 理科2科目(化学は必須、物理か生物の選択) | 理科は範囲が広く、「暗記+理解+計算・思考」が複雑に絡むため、差がつきやすい。特に化学は医学部後の学びと直結することが多いので重視される。 |
第4 | 国語(特に現代文)・小論文・面接 | 入試形式で国語を採用する学校では、適切な読解力・表現力が必要。国語は配点が小さめの大学もあるが、ミスが致命的になることがある。特に面接や小論文で文章力が試される医学部受験において国語は無視できない科目 |
第5 | その他(社会・公民など・共通テストのみの社会科目) | 医学部では社会科目を使わない大学が多い。共通テストの得点調整や合格判定で使われることはあるが、主戦場ではない。配点比率が低い大学が多数。 |
科目ごとに「どこで差がつくか」:具体的なポイント
科目ごとに、「得点力を高める/差をつける部分」は異なります。以下、科目別に差が生まれやすいポイントをまとめます。
数学
項目 | 差が出やすいポイント |
---|---|
分野理解の深さ | 数列・ベクトル・微分積分など、発展問題で通用する理解があるか。「なぜその公式が成り立つか」という理論的背景を理解しているか。 |
計算力/スピード | 問題を正しく解くだけでなく、スピーディに解く練習。ケアレスミスを減らすための時間管理。解答の途中式をきちんと書く・見直し時間を確保するなど。 |
応用問題経験 | 教科書レベル・標準問題だけでなく、過去問・予備校の応用問題でパターンを知り、慣れておくこと。時間をかけて総合問題に取り組む。 |
弱点補強 | 分野ごとの苦手部分(図形、関数、証明など)を早期に見つけ、反復すること。高得点校では満遍なくできるかどうかが問われる。 |
英語
項目 | 差が出やすいポイント |
---|---|
語彙・表現力 | 単語・熟語・構文の理解が浅いと、長文・文意把握で時間をロスする。語彙は「量と使い方」が鍵。 |
英文解釈/構文力 | 複雑な構文・倒置・関係代名詞・接続詞などの処理がスムーズかどうか。構文力が弱いと読解で詰まる。 |
長文読解の速度と精度 | 読む時間を短縮する技術、要点把握力、設問対応力。模試演習を通じて鍛える。 |
文法・発信力(英作文/和訳) | 英語での自分の意見を述べる・条件作文などが必要な大学では、この力が合否を分けることがある。英作文練習。 |
理科(化学・物理・生物)
科目 | 差が出る要因 |
---|---|
化学 | 暗記範囲+計算問題が両方要求される。特に濃度・モル計算・反応熱・平衡など。反応機構・有機化学は難問もあり差がつきやすい。記述問題が出る学校では論理的説明も必要。 |
物理 | 力学・波動・電磁気・熱力学などの理論理解。公式の使い所を間違えないこと。実験考察・グラフ読み取り能力。計算のミスをなくすこと。 |
生物 | 暗記量が多いため、広い範囲をまんべんなく押さえること。特に分子生物・遺伝子・免疫など入試で狙われやすい分野。図やデータの読み取り。化学との関連性を意識できると強み。 |
その他の科目・スキル
項目 | 差が出るポイント |
---|---|
国語・読解力 | 医学部では国語を使わない/配点が低い大学も多いが、共通テストで読解力・思考力が問われる問題があります。設問の読み間違い・時間配分ミスにつながる。 |
面接・小論文 | 表現力・思考の深さ・志望動機などで、ほかの受験生との差別化要素になる。医学部入試ではこの部分で合否が決まることも少なくない。準備が甘いと落ちることがある。 |
優先順位の例と年間スケジュールでの配分
優先される科目を踏まえ、どのように学年・時期で科目を配分するかの例を示します。
高2〜高3初期(基礎固め期)
重視科目:数学・英語
同時に取りかかる:理科(化学・物理)
時間配分目安:
- 数学 30~35%
- 英語 25~30%
- 理科2科目 25%
- 残り(国語・社会・面接準備など)約10%
基礎事項の理解・標準問題の演習・語彙・構文・物理化学の基本原理など。
高3夏以降(実戦・応用期)
重視科目:理科2科目+数学+英語(過去問演習・模試対策)
時間配分目安:
- 数学 25%
- 理科2科目 30~35%
- 英語 20%
- 残り(国語・小論文・面接など)15~20%
ここでは模試・過去問による反復・弱点補強・ミス分析・速度重視。
結論:科目別優先性を意識して効率よく勉強することが合格の鍵
まとめると、
- 医学部受験では 数学 → 英語 → 理科2科目 の順で優先度が高い。国語・社会・小論文・面接なども無視できないが、まずはこの3分野を強くすることがスタートライン。
- 差が出るのは、「思考力・応用力」「速さと正確さ」「広い範囲を安定して得点できるか」「苦手科目を作らないこと」など。
- どの時期にどの科目を強化するかを見通して、科目間のバランスをとりながら、重点を置く科目を明確にして勉強することが大切。
医学部受験専門個別指導予備校 医進塾プレメディスタについて
1回60分 体験授業 (無料)
医学部受験専門の体験授業は随時承っております。
対面授業、オンライン授業どちらでも対応可能です。
お電話または下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
お電話によるお問い合わせ
03-6407-0547