2026.01.31

いよいよ明日2月から医学部受験が本格化|3日連続で4校の受験開催

明日2月1日医学部受験が本格化——衆議院選挙と重なる異例の受験環境と日程集中の実態

いよいよ明日、2月1日から私立医学部受験の”天王山”が始まります。今年は国からのお達しがあり全国各地で2月初旬、医学部の受験が行われることになりました。志望者にとって最も緊張感の高まる期間でしょう。そうした背景もあり今年は例年以上に特殊な状況が重なっています。一つは2月1日から4日にかけて主要大学の一次試験が極端に集中したこと。もう一つは、1月27日公示・2月8日投開票という戦後最短16日間の衆議院選挙と受験期間が完全に重なったことです。これらの事情が、医学部受験生の環境にどのような影響を与えているのか、整理していきます。

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いよいよ明日から2月 —— 医学部受験の”天王山”

私立医学部の一般選抜前期日程は、毎年2月1日から本格化します。2026年度入試においても、2月1日を皮切りに主要大学が連日一次試験を実施する構造に変わりはありません。ただし今年は、文部科学省による「2月1日ルール」(大学入学共通テスト後の入試開始日を2月1日以降とする指導)の影響もあり、2月初旬の4日間に試験日程が極端に集中する事態となっています。

特に2月1日から4日の4日間には、複数の医学部が一次試験を設定しており、受験生は同日に実施される大学の中から一校しか選択できないという厳しい状況に直面します。この期間に志望校が集中している場合、どの大学を受験するかの選択そのものが合否を左右する要素となり得ます。

2月1日の焦点校と重複の影響(東京女子医科大学・川崎医科大学・他)

2月1日には、東京女子医科大学川崎医科大学久留米大学医学部、そして日本大学医学部(N方式第1期)が一次試験を実施します。

このうち川崎医科大学は、2026年度入試から一次試験日を従来の1月26日から2月1日に変更しました

この変更により、2月1日は例年以上に受験校選択の難しい日となっています。

東京女子医科大学は首都圏の女子医学部として長い歴史を持ち、久留米大学医学部は九州地区での中核的存在です。川崎医科大学は岡山に位置し、地域医療への貢献を重視した教育で知られています。これら異なる地域・特色を持つ大学が同日に試験を行うことで、志願者の地域的・志向的な分散が生じる一方、どの大学を選ぶかという判断に迫られる受験生も少なくありません。

日本大学医学部と”学費の安さ”が生む競争構造

同じく2月1日に実施される日本大学医学部(N方式第1期)は、特に注目を集める存在です。その最大の理由は学費の相対的な安さにあります。日本大学医学部の6年間の総学費は約3,338万円とされ、私立医学部の中では中位に位置します。

最安の国際医療福祉大学(約1,850万円)や順天堂大学(約2,080万円)には及びませんが、最高額の川崎医科大学や東京女子医科大学と比較すると、経済的なハードルはかなり低くなります。

この学費の位置づけが、日本大学医学部の志願者層を拡大させる要因となっています。特に日本医科大学の前期日程が2月2日に実施されることで、日程の重複を避けられる点も、受験生にとっては併願計画を立てやすい材料となっています。ただし、学費が比較的手頃であるがゆえに志願者が増加し、結果的に高得点勝負になりやすいでしょう。

2日・3日の主要校と初旬に始まる他大学日程(日本医科・順天堂・東海・金沢医科等)

2月1日に続き、2月2日には日本医科大学(前期)と東海大学医学部等が一次試験を実施します。

日本医科大学は6年間の総学費が約2,200万円と私立医学部の中でも比較的低く設定されており、御三家の伝統と教育レベルの高さから毎年高い人気を誇ります。東海大学医学部も神奈川県に位置し、地域医療と研究の両面で実績を持つ大学です。

2月3日には順天堂大学医学部(A方式)金沢医科大学(前期)などが試験日を設定しています。

順天堂大学医学部は私立医学部の中で学費が2番目に安く(約2,080万円)、偏差値も最上位に位置する最難関校の一つです。金沢医科大学は石川県に位置し、前期日程では2日間(2月3日・4日)から受験日を自由に選択できる方式を採用しています。

このように、2月初旬の数日間に複数の主要大学が集中して試験を実施する構造は、受験生にとって物理的に受験できる大学の数が限られるという現実をもたらします。どの大学をどの順番で受験するか、どの日程に照準を合わせて体調を整えるか、こうした判断が合否に直結する状況が生まれています。

医学部受験生が今やるべき学習

この時期は、新しい教材や未習範囲に手を広げることの相対的なリスクが高まる期間でもあります。入試直前期に未知の難問に取り組むことは、時間的な制約と精神的な負担の両面で効率的とは言えません。

この時期に意味を持つのは、過去問演習既習内容の復習です。過去問を通じて各大学の出題傾向や時間配分を体感的に把握しておくことは、本番での対応力を高める上で重要な準備となります。また、これまで積み重ねてきた知識や解法を整理し、頭の中で迅速に引き出せる状態にしておくことも、試験当日のパフォーマンスに直結します。

ただし、ここでは具体的な学習手順や「何をすべきか」を示すものではありません。あくまで、直前期における学習の性質位置づけを説明するに留めます。受験生は自身の状況に応じて、最も効果的と考えられる準備を進めていくことになるでしょう。

社会的イベント(衆議院選挙など)と入試環境の重なり

2026年の医学部受験は、もう一つの特殊要因に直面しています。それが衆議院解散総選挙との日程重複です。1月23日に衆議院が解散され、1月27日公示・2月8日投開票という戦後最短16日間の選挙日程が組まれました。

この選挙期間は、医学部受験の主戦場となる2月1日から7日の期間と完全に重なっています。

選挙活動は民主主義の根幹をなす重要な営みですが、街頭演説や選挙カーによる拡声器の使用は、試験会場周辺で行われた場合、受験生の集中力に影響を与える可能性があります。この懸念を受けて、全国の複数の大学が対応に乗り出しています。

医学部はありませんが東京理科大学は「選挙活動による音声等は『生活騒音』として扱う」と明示し、耳栓の使用を認めない方針を発表しました。

https://www.tus.ac.jp/today/archive/20260128_0512.html

関西学院大学も選挙活動への配慮を求める文書を公表しています。耳栓の使用を認めない方針です。

https://www.kwansei.ac.jp/news/05934.html

また、NHKの報道によれば、主要な私立大学17校のうち半数を超える10大学が、試験会場周辺での街頭演説による影響を懸念し、候補者や選挙管理委員会に配慮を要請しているとのことです。自身の受ける大学が何か対処しているのか、耳栓はOKかなど気になる場合は事前に確認しておきましょう。

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015038341000

一方で、選挙カーや演説の自粛を求めることには限界もあります。候補者にとって、貴重な週末や日中の時間帯は有権者と接触できる重要な機会であり、選挙活動を完全に停止することは現実的ではありません。受験生側も、ある程度の環境的な変動要因を想定した上で試験に臨む必要があるでしょう。

まとめ

2026年2月1日から始まる医学部受験は、日程の極端な集中と衆議院選挙との重複という二重の要因を抱えています。東京女子医科大学、川崎医科大学、日本大学医学部、久留米大学医学部が重なる2月1日を皮切りに、日本医科大学、順天堂大学、東海大学、金沢医科大学など主要校が連日試験を実施します。医学部は学費の相対的な安さが人気の要因となりやすく、受験校選定における重要な判断材料となっています。

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