それでは引き続き獨協医科大学の数学について考察していきたいと思います。
前提として獨協医科大学試験は2日あります。暗黙の了解となっていますが獨協医科大学を第一志望または、希望順位が高い場合は2日受験することを推奨いたします。
理由は2つあり、1つは学科の点数が同じ場合両日受けている生徒に下駄をはかせる可能性が極めて高いことです。
これは受験界隈では暗黙の了解であり、1、2点の間に数十人がいる大学受験ではその大学の希望順位が高い生徒を優先して合格させたいと配慮するからです。面接でも本学が第一志望かどうかなどの問いは度々聞かれる内容です。
2つ目は1日目と2日目で試験問題の内容がかぶらないことです。
ここ5年は大問1の確率以外は1、2日間で同じ内容が出たことはありません。
1日目、2日目ともに積分が出ることはありますが、受験生からすると積分は積分だけれど全く別の内容と感じるようなものです。
そのため1日目の試験後の2日目対策も多少範囲を絞って復習することが出来ます。(これに関しては賛否両論だと思うのと私自身の考え方は異なるのでまた時間があるときに書きたいと思います、とはいえ気の持ちよう的には楽になるはずです。)
次にここ5年の試験内容について考察していきます。
まず大問1の確率について、2022年までは大問1は小問的な扱いとなっておりましたが、近年は確率だけで一つの大問の構成になっています。
また内容に関しても近年は定数の確率ではなく、変数を用いた確率が出題されています。
勿論変数があるから難しいというわけではありませんが、試験現場の受験生の気持ちとしては確率が変数になるだけで、うっと感じるはずです。
ここ5年の問題推移をみると今年も注意が必要だと思います。
大問2~4については毎年色々な単元から出題されています。
注目する点としては 微分 が大問として出題されていないことです。もちろん各大問の中で微分計算を強いられる問題はあるものの、5年分(10回分)の試験で微分が出題されないことは明確に問題作成者の意思を感じます。
逆に積分は毎年両日ともに出題されています。
こちらは各単元を復習する必要があります。特に積分漸化式、積分方程式、求積は頻出です。
さらに重要なことがもう一つあります。
獨協医科大学は試験範囲から数Bの 確率統計 が除外されていません。
先日理工系の難関大で確率統計が出題されて多くの受験生が白紙という軽い事件が起こりました。
特に私立専願の受験生、国公立併願だとしても理系の受験生は共通テストで確率統計を選択しないことが出来るので勉強が間に合っていない受験生が多いかと思います。
獨協医科大学の出題傾向を考えると十分に今年度出題される可能性がありますので注意が必要です。
特に公式を使えば1、2分で解けるようなものは網羅しておくことを推奨いたします。
個人的に今年度出題される可能性の高い分野を最後に記載します。
・確率(関数を作って最大、最少を求めるもの)
・区分求積(積分区間注意)
・平面ベクトル(外心がらみのもの)
・複素数平面(点列)
・確率統計(オーソドックスなもの)
本当は問題まで載せたいんですけどね…
また1日目が終わった後2/11日に2日目の予想範囲、問題を更新する予定ですのでご興味ある方はご一読ください。


