2026.02.25

<2026年度>日本医科大 後期 数学 考察

本日は数学講師による日本医科大の数学の考察をしていきたいと思います。

日本医科大前期試験はいかがでしたか、合格した人、残念な結果になってしまった人、受験していない人、様々な状況かと思います。

日本医科大、以降は日医と省略させていただきます。

日医と言えば、、、数学が難しいですよね。

これはもう私が受験生の頃からのトレンドです。近年は誘導こそ丁寧なものの、私立医学部の試験としてはやはり最上級クラスの難易度です。

ひとまず2/28に残された後期試験の近年の出題内容を見ていきましょう。

 

2025年 後期

大問1 確率(状況把握の問題)

大問2 極限(軸から離れた回転体の体積の極限)

大問3 2次曲線(接線、グラフ、面積)

大問4 複素数平面(計算重め)

2024年 後期

大問1 確率(サイコロ、6×6表)

大問2 複素数平面(軌跡、偏角)

大問3 極限(三角比、無限等比級数)

大問4 積分法(積分漸化式、帰納法)

2023年 後期

大問1 確率(球入れ、定数の確率)

大問2 関数(3次関数の共有点の個数)

大問3 空間ベクトル(面積求めて最小値求める)

大問4 積分(定積分、不等式の証明、極限)

2022年 後期

大問1 整式の割り算(二項定理、数列)

大問2 確率(極限、確率を変数で出して極限)

大問3 空間図形(ベクトル、最大値を求める、計算重い)

大問4 微積分(法線、計算重い)

近年でいうとこのような出題内容になっています。

以前プレメディスタのブログにあげさせていただきましたが、日医の後期って後期受験の中ではかなりの狙い目なんですよね。

主な理由は昨年のブログに記載されているので私の方では数学視点のお話をさせていただきます。

問題の難易度的なところでいうと正直大差はないのですが、試験現場での受験生の計算量、思考量を考えれば後期試験のほうが解きやすい、合格点を取りやすい年度が多いです。

話は脱線しますが、なぜ日医の数学が医学部受験生にとって難しいかを私なりに簡素にまとめると、

試験が難関理工系のそれだからです。

これもは昔からのトレンドで近年も根強く残っています。例えば今年の前期試験、大問4にしれっと微分方程式が出題されましたね。

単体で見れば難問!というわけではありませんでした。解くべき微分方程式もごく普通の難易度ではありました。しかし医学部受験生の中には理科の選択科目が生物、化学の受験生が沢山います。

物理を選択していれば微分方程式を解く機会もあるでしょうが、医学部受験の数学を勉強する中で微分方程式を解く機会ってそう多くないと思うんですよね。

ですが日医では当たり前のように出題されます。これは一例で挙げたらきりがないです。

何が言いたかったかというと、日医は日医の対策をしなければ数学では受かりません。

これはその場しのぎでどうにかなるような対策ではないので、こういう問題が解けるようになりたい人は私に数学を習ってください(笑)プレメディスタの生徒は今年の前期もバチバチに見たことある問題が2問あったと思います(全員解ききれたと信じたかった…)

理工系の数学を攻略するには勉強の仕方からロジカルがあるのです。

こんなこと言っていても明日の合格を争う受験生のためにはならないので、今回は数学が苦手、日医の数学ができないと思い込んでいる受験生に向けてのアドバイスをさせていただきます。

そもそもの話なのですが、、、日医に合格する確率を上げるには

   数学で受かろうとしない 

数学講師としては残念ですが、現実はこうです。ギャンブル性の高いものに時間を費やすこと自体受験生の動き方としては間違っています。

現場での数学の合格点はせいぜい50%~60%です。他の科目次第では40%で合格される方も普通にいると思います。

ではこの試験の中でどう半分の点数を取るのか、そのポイントは確率です。

特に後期試験の確率は時間をかけて数えれば解けるような問題が出題されることが多いです。

なのでここをきちんと解ききりましょう。

後は極限、微分積分の単元も完答は難しいかもしれませんがこちらも最初の誘導部分は計算すればできるような問題のケースが多いです。

残り時間を自分が解けそうな問題に充てる試験時間の配分を心がけてみてください。

これだけで日医の数学に大きな穴は開かなくなるはずです。

そうは言っても不安です、今から勉強できることはありませんかの人向けには

複素数平面の回転、積分漸化式あたりは要復習です。

今回はこのあたりでおしまいとさせていただきます。受験生の皆様に春が訪れますように。

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