「近畿大学医学部推薦入試の動向から見る私立医学部志願の特徴」
私立医学部志願者の動向が注目される中、近畿大学医学部推薦入試の結果が発表されました。志願者数は前年比で増加し、興味深い数値が示されました。
今年の近畿大学医学部推薦入試では、募集人員25名に対して742名の志願者があり、志願倍率は約30倍となりました。前年比で志願者数が増加し、駿台予備学校や河合塾によると私立医学部志願者は堅調な動向が続いているとの見解も示されています。
ただし、一般の大学受験全体の減少傾向とは異なり、私立医学部志願者数は減少していないようです。ほぼ例年通りの結果ではありますが近畿大学医学部推薦入試の志願者数は前年比約10%弱以上増加した微増と言えるでしょう。
この微増傾向から、私立医学部一般選抜の志願者数も大きく減ることはないと予想されますが、一概に増加するとは限りません。受験生の皆さんは、私立医学部一般選抜の志願者数を「前年並み」と考えておくことが重要です。
近畿大学医学部推薦入試の合格者数は51名で、募集人員25名を上回っています。ただし、この合格者数は入学辞退も考慮されたものであり、昨年の合格者数55名から減少しています。昨年度の辞退者が少なかったのかもしれませんがこの結果だけを見れば志願者数の増加とは対照的に、合格者数は減少傾向にあります。
私立医学部志願者は堅調である一方、合格者数には微妙な変動が見られます。この動向から、私立医学部志願者の皆さんは前年並みの志願動向を見込んでおくことが望ましいでしょう。
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