2024.01.25

明日は北里大学医学部と帝京大学医学部2日目

北里大学医学部入試と帝京大学医学部一般選抜: 受験生へのアドバイス

医学部受験生の皆さん、こんにちは。今日は北里大学医学部入試の1次試験日であり、同時に帝京大学医学部一般選抜の2日目でもあります。両方の試験が同時に行われることは、医学部志望の受験生にとっては大きな選択を迫られる状況かもしれませんね。

北里大学医学部と帝京大学医学部: 受験生の選択

明日の医学部入試で、北里大学と帝京大学のどちらを受験するか、迷ったことでしょう。これは重要な選択であり、各大学の特徴や入試の難易度をよく理解することが重要です。当塾でもどちらに行くか迷った生徒が多かったです。とくに帝京大学医学部が他大学との競合日に当たり日(その日のみ試験が簡単)をつけてくる特徴があるためそこをどう考慮するかが毎年受験生を悩ませるポイントになります。

帝京大学医学部:他大学と競合日は大チャンス?!3日間の受験という特殊な入試形態と対策

北里大学医学部の志願者数やや増加

今年は特に注目すべきは、帝京大学医学部の試験日と重なりながらも、北里大学医学部の志願者数が1995名と、前年比で88名上回ったことです。昨年も同様の事態が起きましたが、今年は獨協医科大学の試験日が早まったことで、受験が多少やりやすかったことも影響したかもしれません。細かいところまで左右されるのが医学部受験という感じがします。

ただし、志願倍率は26.6倍と高く、募集人員が75名なので合格競争は激しいと言えるでしょう。

帝京大学医学部については先までのブログで対策や特徴など多数紹介しましたので今回は北里大学に焦点を当てて書き進めていくことにします。

帝京大学医学部についてはこちらから

帝京大学医学部入試科目別のアドバイス

帝京大学医学部1次試験が明日スタート!合格のためのポイントとは?

北里大学医学部の全体評

全体的に偏差値に見合わない難しい問題が多くまた時間が圧倒的に足りなくなります。

医学部の特有の偏差値ベースで受験校を選んではいけない筆頭校となります。

北里大学特有の対策が必要です。

北里大学医学部入試の英語と数学: 対策のポイント

英語

北里大学医学部の英語試験は70分のマーク式で構成されています。大問数は6〜7問で、出題内容は医療や環境に関するものが多い傾向があります。難易度は標準レベルですが、量が多いため時間配分に注意が必要です。対策としては、比較的オーソドックスな問題なので特化した対策は不要ですが、過去問を早めに解いて慣れておくことが重要です。時間内に解き切るためにスピードも重要です。

数学

数学の試験時間は80分で、記述式です。難易度は年によって変動しますが、難しいと感じたときでも他の受験生も同じように感じているはずです。大問1は小問集合で構成され、証明問題や漸化式がよく出題されます。解きやすい問題ばかりでないため、難しい問題にこだわらず進んでいくことが重要です。

北里大学医学部の物理と化学: 注意すべきポイント 理科の試験時間は2科目100分

物理

物理の試験時間は100分で、大問ごとの難易度は基礎〜標準レベルです。小問集合の一部を除き、基礎から標準の範囲となっています。時間がかなり制限されているため、解答に迷ったら先に進むことが賢明です。

化学

化学も試験時間は100分で、全体的な難易度は共通テストと同等です。計算に手間取ると時間が不足する可能性があるため、スムーズな解答が必要です。過去の傾向を把握し、幅広い知識を身につけておくことが大切です。

生物も選択可能ですが何より問題は理科の試験時間は2科目100分ということ、どちらか一方に時間を食われすぎない工夫が必要になります。

最後に

志望校に合格するためには、適切な対策と冷静な心が必要です。北里大学医学部の入試は競争が激しいものの、計画的かつ効果的な対策を講じれば、受験生の皆さんもきっと合格への一歩を踏み出すことができるでしょう。入試当日は自信を持って臨み、目標の大学に近づくために頑張ってください!

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