2024.02.07

【聖マリアンナ医科大学一般入試2024年度】詳細解説

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【聖マリアンナ医科大学一般入試2024年度】詳細解説

こんにちは、医学部受験生の皆さん。今回は、聖マリアンナ医科大学の一般入試について詳しく解説していきたいと思います。2024年度の試験はいくつかの変更点があり、準備には注意が必要です。

試験日程と会場の変更

聖マリアンナ医科大学の一般入試は、例年1月25日前後に行われていましたが、2024年度からは2月8日(木)に変更されることとなりました。この変更により、他の大学の試験と日程が重複することなく、一点集中になることが予想され、受験者数の増加が見込まれます。ホームページ上での願書総受付数は3210件と発表されています。

また、会場も変更になりました。2023年度までは東京のTOC五反田で試験が行われていましたが、2024年度はみなとみらいのパシフィコ横浜ノースに変更されました。受験当日のアクセスや会場の構造については事前に確認しておくと良いでしょう。

過去の合格実績と倍率

一般入試の合格実績や倍率を振り返ってみましょう。2021年度、2022年度は約70名の募集に対し、受験者数が1899名、1789名となり、一次合格倍率はそれぞれ3.9倍、3.4倍でした。2023年度は募集人数が約87名で、受験者数が2256名と前年比1.26倍となり、一次合格倍率は4.3倍となりました。合格には一次試験だけでなく、正規合格倍率も注意が必要です。正規合格倍率は16.0倍、12.4倍、13.2倍となっています。

試験概要と注意点

一般入試の試験科目は数学、英語、理科2科目(生物・物理・化学)で構成されています。各科目には基準点が設けられ、1科目でも基準点に達しない場合は不合格となりますので、全科目に注意が必要です。

英語試験の特徴

英語試験は2021年度以降、大問1が読解、大問2が読解、大問3が文法・語彙という構成です。大問1では空欄補充や内容説明、大問2では空欄補充、内容真偽、内容説明が頻出します。大問3では適文選択が出題され、記述式とマーク式が併用されています。難易度は標準的ですが、内容説明には字数制限があるため、日本語の表現力が求められます。

数学試験の対策

数学試験は大問4問で構成され、記述式と穴埋め式が併用されています。難易度は標準レベルですが、問題の解法や考え方を理解し、誘導にうまく乗れば解ける問題もあります。全単元について典型問題の解法を身につけ、理解しておくことが必要です。

化学試験の注意点

化学試験は大問2問で構成され、記述式です。有機分野が比較的多く出題され、論述問題や計算問題が頻出します。無機分野も含まれますが、標準的な問題集を終えることで対策できるでしょう。テーマに沿った問題が多いため、関連分野の知識を整理しておくと良いでしょう。

生物試験の特徴

生物試験は大問3問で構成され、記述式です。論述問題、計算問題、描図問題、正誤問題が出題され、幅広い分野から問題が出されます。知識問題と実験考察問題のバランスが重要で、過去問を解いて慣れておくことが必要です。

物理試験の対策

物理試験は大問5問で構成され、記述式と穴埋め式が併用されます。力学、電磁気、波動がよく出題されますが、全分野にわたる問題が出題されるため、苦手な分野ややり残した分野はなくしておくことが重要です。時間配分にも気をつけながら、解答過程もしっかりと考えることが求められます。

以上が、2024年度の聖マリアンナ医科大学一般入試の詳細です。しっかりとした対策を行い、自分の得意分野と苦手分野を克服して臨んでください。頑張ってくださいね!

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