聖マリアンナ医科大学 2次試験対策ガイド
小論文について
聖マリアンナ医科大学の小論文試験は60分間で行われ、形式は現代文での説明および意見論述が求められます。具体的には、傍線部解釈問題、空欄補充問題、要約問題などが出題されます。
対策ポイント
- 現代文の文章には多様なジャンルが出題されるので、幅広いトピックに触れる習慣をつけましょう。
- 質問の形式はオーソドックスなものが多いため、傍線部や空欄の意味を正確に把握できるようにしましょう。
- 2020年度以降の変更点として、字数が200字と600字になっています。指定された字数内で適切な説明や意見を述べられるように心掛けましょう。
面接について
聖マリアンナ医科大学の面接は基本的に受験生1名と面接官3名で行われ、質問に対する深い回答が求められます。以下はよく出題されるトピックです。
- 聖マリアンナ医科大学、医師志望理由
- 併願大学の有無
- 正直に答えてよい。受かったらどちらに行くかなど聞かれる可能性があるので準備しておくこと。
- 簡単な自己PR
- 部活動についての取り組み
- 医師に向いていると思う点、理想の医師像
- 最近読んだ本やボランティアに参加したかなど
- なければないで正直に答えましょう。あるに越したことはないが適当な嘘をついてつじつまが合わなくなったら終わりです。どうしても話を盛りたいときはどこからつつかれても確実に答えられる準備が必要です。無理ならば正直に受験でそれどころではなかったなどと言えばよい。
- 将来行きたい診療科はあるか
- チーム医療の大切さ
- 最近気になるニュースはあるか
- 昨今のニュースとして多いが、考えに個人差の出やすい政治や戦争問題に関しては触れないこと
- 浪人体験
- 浪人生のみ、浪人生は現役生よりも厳しく採点されるためきちんと用意しておくこと
- 結婚後の仕事と家事との両立
- 女子に多い質問、聖マリは女子に厳しい姿勢なので特に注意して解答すること。結婚を優先するなどは発言しないように。自身の母親が両立していたなど具体的なエピソードがあるとよい。
対策ポイント
- 論理的な思考が求められます。質問に対してロジックツリーを組んでおき即答できる状態を作る。
- 難しい質問の場合、つまってしまっても自分の言葉で説明することを心がけましょう。暗記してきた内容を話してもバレます。
- 自然体で臨むことが好印象を与えます。揺さぶりをかけられても冷静に対応しましょう。女子、浪人生はより毅然とした態度が求められます。
聖マリアンナ医科大学の2次試験は独自の特徴を持っていますが、これらのポイントを押さえながら臨むことで、より自分をアピールできるでしょう。頑張ってください!