新課程導入で浪人生は不利になるのか
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新課程導入で浪人生は不利になるのか
新課程への移行が医学部受験生に与えた影響も注目されています。2025年度からは共通テストに「情報 I」が加わるなど、入試の内容が変化することが予想されますが、これまでの動向を見る限り、受験生の志望意欲に大きな影響はないといえるでしょう。
むしろ浪人生は有利
新課程導入時は必ず浪人生に対する経過措置があります。
2025年度は数学・地歴公民・情報は旧課程履修者用の問題が用意され、科目によっては新課程より範囲が狭く、浪人生に有利に働きます。狭い範囲で同じ点数として扱ってくれるわけですから勉強量が減るぶん大チャンスなのです。
カギはやはり情報
新教育課程では、新たに『情報Ⅰ』が新設されました。
旧教育課程履修者は新教育課程の出題科目である『情報Ⅰ』または『旧情報』のいずれかを選択できます
私大はほとんど情報を採用しておらず気に留める必要はありますが学費の高い医学部ですから国公立志望の医学部生も多いでしょう。その場合は旧情報を選択し共通テストに臨むことになります。
それでも経過措置がある分浪人生は有利
特段恐れる必要はないということが分かったと思います。例年通りの浪人スタイルで臨んで問題ないと言えるでしょう。恐れることなく行きたい大学を受験するようにしましょう。
【注意】経過措置は2025年のみ
旧教育課程履修者は経過措置があるもののそれは今年までです。なので医学部とはいえ複数年浪人してはいけません。来年になれば何の措置もなく現役生と同じ範囲をやらなければなりません。旧課程を勉強せず新課程だけを勉強してきた学生と同じ土俵で戦わなければならないため非常に大きなマイナス点となります。必ず今年大学に受かりましょう。